盗聴・盗撮の現状 |
盗聴・盗撮という言葉を一度は皆さんも耳にした事があると思いますが、テレビや映画などの世界でまったく自分には関係のないものだとほとんどの人は思っています。
しかし、インターネットの普及に伴いネットで簡単に誰でも購入することが出来、実際に秋葉原や日本橋の電気街などにいくとあちらこちらの店で、多種多様な盗聴器が堂々と販売されています。
また、週刊誌などの雑誌の広告欄においても盗聴器関係の広告をよく目 にします。
これはどういうことでしょうか。
売れない物を店先に置いている店などありません。
売れない物を高い広 告料を払って宣伝する業者もありません。ということは、それだけ盗聴
器が売れている、つまり買う人がいるということです。
それでは、なぜそんなに大量に売れているのに世間一般の人は盗聴器と いうものに対して、あまり認識がないのでしょうか。
それはこう考えられます。 「盗聴器が取り付けられていることに気が付いていないのです。」
現在の盗聴器は小型で高性能なものになっています。
物によっては電池が不要で 、一度取り付けられると故障しない限り半永久的に盗聴電波を出し続けるという物も多くあります。
もし、このような盗聴器があなたの部屋または会社に取り付けられると、 全ての情報は半永久的に流出し続けます。
また、無線式の盗聴器の場合には取り付けた相手だけではなく、一般の無線マニアなどに偶然発見されてこの人達にも聞き続けられるということがあります。